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イグニッションスイッチ交換 弱い車もあります。イグニッションスイッチ スバル プレオ 型式 TA−RA2 平成14年式 エンジンがかからないという故障で入庫しました。 状態はセルモーターが回らなかったということ。引き取りに行ったときはエンジンはかかった。 オーナー曰く 「ブースターでつないだらかかったんだ」 ということでした。 エンジンがかからない原因はセルモーターがまわっていないということ。 まずはバッテリーテスターでバッテリーの状態をチェック。 全然問題なしで良好でした。 続いて、キーをON、OFFを何度か繰り返してみる。 すると、鍵をまわしてもセルモーターが回らないときがあった。 バッテリーの状態は良好なので、イグニッションスイッチの接点が不良になっていると推測。 エンジンをかけるために、鍵をさしこみますよね? 実はその鍵の奥にはキーシリンダーを介して、イグニッションスイッチというメインスイッチが存在します。 それを鍵でまわしていたり、鍵を介してキーシリンダーの突起部分で回していたりしています。 そして、スイッチの接点がONになったらセルモーターが回るということ。 逆を言うと、イグニッションスイッチが壊れているといくら鍵を回してもセルモーターは回らない。 続いて、慎重にならないといけないのが本当にイグニッションスイッチが不良なのか?ということ。 たまにあるケースとして、イグニッションスイッチの取り付けのネジが緩んでいた場合。 この場合スイッチ自体も少し動いてしまい、スイッチの接点ONまで鍵で回しきれないという症状も起きます。 そしてもう一つはキーシリンダーが故障していないかということ。 キーシリンダーが旨く回らないがために、スイッチを回しきれていない。こういう事例も経験したことがありました。 とりあえず、イグニッションスイッチまで分解してみないと分からない。 スイッチはコラムカバーを外せば見えてきます イグニッションスイッチはキーシリンダーの直線上にネジ1本でプレオはとめられています。 まずはカプラーを外す そして短いスタビドライバーで取り付けネジを外す。 舐めたら大変。力を入れて押し付けて回しましょう。 これがたまに緩んでいることがある。今回はOK。 スイッチには突起が付いていて、キーシリンダーのはまる部分にしかはまりません。 もし、キーシリンダー自体が壊れて回しきれていないのなら、突起を削って、取り付けネジ穴を拡大して すこしオフセットして取り付けてやるといったことで、対処は可能。 それでもシリンダーは新品に換えるべきですけどね。 これで取り付けてみて、また鍵をON、OFFしてみる。 何度も繰り返し行い、万が一セルが回らないときがあったらキーシリンダーも変えないといけない。 今回はそのようなことはなかったので、スイッチの故障という結論になり納車しました。 イグニッションスイッチ 2037円(税込) スバルプレオRA2のイグニッションスイッチ交換の指数は0,4時間。コレに時間工賃をかければ 2500円〜3000円くらいが工賃の相場になります。 大体部品と工賃を合わせて5000円くらいの作業になると思います。 ご参考までに。プレオのイグニッションスイッチ交換でした。
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