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フロントパイプ交換 三菱パジェロミニ なにがどうなのかというと、 三菱のパジェロミニに限ったことではないんですが、 ミニカとかトッポもそうだな フロントパイプが困りモノなんですよ。 フロントパイプって、蛇腹になっていて、ここがよく穴が開いたりする。 で、このフロントパイプの交換は整備士では一度は泣きを見る整備なのです。 フロントパイプ フロントパイプの次に触媒がきて、リヤとつながっているんですが、 フロントパイプのネジが折れるんですよ フツーはマフラーのネジって言うのは スタットボルトとナット ボルトとナットで貫通状態 と、なっているんですよ。 でもこのパジェロミニさんのフロントパイプの取り付けネジは ボルトで止まっています。 メス側は触媒にネジ切られているんですよ。 なので、ネジが折れちゃうと触媒に残ったネジをなんとか取り出して タップでねじ山を再生して取り付けるか、 ねじ山を拡大して、ボルトとナットで締め付けるかしないと駄目なんですよ。 整備工場ではマフラーの錆びたネジは火であぶって真っ赤に焼いてから取りますが、 触媒は普通の金属じゃなくて貴金属系でなかなか焼けないんですよ。 なのでベテランでもネジを折ってしまってひどい目に合うんですよね。 で、何台か同じ三菱の軽をやってコツをつかんだんですよ。 まぁこれは整備工場向けだけどね。 整備士の人が参考にして頂戴。 まずは触媒の後ろでリヤ側のマフラーを火であぶって取る。 これはナット形状なので大体は外れます。火であぶれば99%外れます。 そしてフロントパイプをエンジン側から外す。ここも耐熱のネジが使われてるので 大体外れます。 そして触媒とフロントパイプを外した状態で作業に入ります。 フロントパイプと触媒が取れないんですからね。 どうするかというと、まずはフロントパイプ側 このねじ山を溶解するかグラインダーで削っちゃって 触媒からフロントパイプを外します。 でも触媒にはネジの山がなくなってしまった状態のネジが残っているんですが、 ここに火で集中攻撃して、バイスプライヤーでがっちりつかんでまわす。 これなら折れることなく外せます。ねじ山も舐めない。 フロントパイプが取り付いた状態では火であぶっても無駄。 触媒の横から火であぶっても駄目。 なのでネジ山を折って、触媒に埋まっている根元を火で集中攻撃するんですよ。 これでほぼとれます。 三菱のパジェロミニでフロントパイプに穴が開いて 整備に出してなぜか触媒まで交換されたなんてのは整備ミスです。 整備士ならネジを何とか取らないと駄目だろうって感じ。 一番最初なんかドリルで穴を開けてネジを取ってねじ山をタップで再生したくらいだよ。 再生だっていくらでもできるんですよ。時間をかければ。 まぁ困難な作業に違いはないけどね。 MHOショップでは車検対応のマフラーを低価格にて販売中 車検対策にいかがですか? マフラー この機会に是非ご検討くださいませ
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