「カルディナ 3Sエンジン タイミングベルト交換」

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タイミングベルト交換とは
タイミングベルトの解説
交換に必要なもの・心構え
一緒にやったほうがいい作業
エンジンの種類とタイミングマーク
タイミングベルト交換のポイント

トヨタ
スターレット EP82
カルディナ 3Sエンジン
コルサ 5Eエンジン
ライトエース 3Cエンジン
ビスタ SV43 3Sエンジン
マーク2 JZX105 1JZエンジン
クラウン JZS153 1JZエンジン
ソアラ
ハイエース 3Lエンジン
チェイサー 1JZエンジン
エスティマ MCR30 1MZエンジン
ラウム 5Eエンジン

日産
ADバン
セドリック Y33 RB25エンジン

ホンダ
ライフ JB2
バモス HM2
シビック
ライフ JB1
ステップワゴン RF2
CR−V
ホビオ
オデッセイ RA6 F23Aエンジン
ホビオ HM4 縦置きエンジン

三菱
シャリオ 4G63エンジン
ランサーエボリューション2
トッポ 3G83エンジン
EKスポーツ 3G83ターボ
タウンボックス U64W DOHC
ディオン CR5W 4G93 GDI
デリカ SKF2MM
ミニカ 4A30エンジン
グランディス NA4W

マツダ
ボンゴトラック
ボンゴ R2エンジン
ボンゴ SKF2M RFエンジン
タイタン WLエンジン
ボンゴブローニィ SREAV

スバル
プレオ タイベル・ヘッドガスケット
プレオ スーパーチャージャー
インプレッサ
ヴィヴィオ
サンバー TT2
レガシィ BP5
レガシィ BE5
フォレスター SF5NEW

スズキ
カプチーノ EA11R F6Aエンジン
カプチーノ EA11R その2
Kei F6Aエンジン
アルト HA12S F6Aターボ
ワゴンR タイミングチェーンカバー漏れ
エブリィ タイミングチェーンカバー漏れ
ワゴンR MC11S F6A

ダイハツ
ムーブ L160S
ミラ L710V
ミラ L260S
アトレー S330G
ムーブ L900
ハイゼット S330V

その他
パサート V6エンジン

その他タイミングベルト関係
タイミングベルトの交換時期とは?
切れたタイミングベルト
5万キロで切れたベルト
タイミングチェーン交換の理由
タイミングベルトのコマズレ
折れたカムシャフト
経年劣化したベルト
クラッシュしたバルブ
コマとびのタイミングベルト

タイミングベルト各種部品
エンジンオイル
バッテリー
エアクリーナー
スパークプラグ
ファンベルトセット
プラグコード
タイミングベルトセット
自動車整備工具


コミュニティ
MHOENGINEERING
交換時期
交換費用
自動車故障診断・修理
MHO−SHOP
タイミングベルト交換
自動車修理Q&A その2
走行距離10万20万30万km
交換自動車部品
ブレーキパッド交換
チューニング&自動車工学3
車体番号エンジン番号位置
キーレス登録
締め付けトルク・整備データ
メール


本日の相手はトヨタのカルディナ。

3Sという原動機をつんでいるモデルです。







車検で受けたんですが、走行距離が9万キロを超えているということで
タイミングベルトも一緒に交換してくださいという依頼でした。


今までにMHOが経験してきたタイミングベルト交換は


スバルサンバー
スバルビビオ
三菱ミニキャブ
三菱ミニカ
スズキアルト
スズキカプチーノ
トヨタスターレット

こんなところかなぁ?
まだまだ経験薄です。

でも、これも経験だ!でっかいスターレットだと思えば簡単だろう!


と思ってやることにしました。


トヨタは以外に整備性は良いようで悪く(笑)

まずは補記類のベルト。これは外しやすいね。アジャストボルトで締め上げて、
テンションをかけるタイプなので、エアラチェットですぐにベルト2本を取り外しました。

で、邪魔になりそうなので、ウォッシャー・クーラントのタンクを取り外し、
パワステリザーバータンクもネジを緩めて、動かせるようにしておきました。


そして上側でタイミングベルトカバーを3本ネジを10mmを外します。

そしてエンジンマウントを外すために、ガレージジャッキに板を引いておいて、
オイルパンを支えるようにしておいて、マウントを取り外しました。

マウントはまず下の14mmのナットを外します。先に上から外すとジャッキをかけないといけないので
下のナットは外しづらくなります。

下の14mmのナットを一つ外しておいてから、ジャッキでオイルパンを支えておきます。

そして上の14mmナットと12mmのボルトを緩めます。これでエンジンとマウントは分離です。
邪魔になるので、エンジンマウント自体も14mmのネジを緩めて外します。

そして、トヨタの嫌なところがここ

エンジン側のエンジンマウントとの連結されるステーがあるんですが、これを外さないと
タイミングベルトカバーが外れないので外します。
これは14mmのネジ3本で止まっていますが、このネジがめちゃくちゃ取りずらい。
工具をかけるクリアランスがなかなかとれません。下から外す形です。


ようやく外したらあとは簡単。クランクプーリーを19mmで外して、プーラーをつかって
プーリーを外します。

そしてタイベルカバーを全て外せばご対面


トヨタ カルディナ 3S タイミングベルト交換
図はもうベルトを外しちゃっているけどね。

この間約1時間くらい。まぁまぁだね。作業の遅い自分としては。
そして、マニュアルを読むと、なんと圧縮上死点の位置あわせは、下側のタイベルカバーと
クランクプーリーをつけて行わないといけないみたいなんで
もう一度取り付けて、クランクをマニュアルどおり上死点前90度に合わせて
カムのアイマークも確認。

ここでタイベルと各プーリーにあいマークを書いていきます

そして新しいベルトにマークをトレース

トヨタ カルディナ 3S タイミングベルト交換
こんな具合でベルトを重ねて、歯をあわせてマークをトレースしていきます。
これで完了

ベルトを取り付けますが、その前にアイドラーとテンショナーを付けかえます


トヨタ カルディナ 3S タイミングベルト交換
びみょーに形のちがうアイドラー

このベルトは社外品のキットなのでちょっと不安だけど、取り付けてガタもないし
OKです。















そしてタイベルをつけて、ベルトカバーをつけて、クランクプーリーをつけます。
これで次に圧縮上死点に持っていって、カムとクランクのマークがあっているかどうかをチェック。

間違いない。

そしてマニュアルでは1回転と315度回して、次の1シリンダーの圧縮上死点でテンショナーのボルトを締めて
張りを出せ!

と書いてありました。



で、やってみたんですが


上手くいかない


圧縮上死点から下に動くときにベルトが歯飛びを起こしてしまい、
2週して帰ってくる頃にはタイミングが1〜2コマずれて戻ってきます。
この状態でエンジンをかけたら間違いなくお陀仏です。


これを3回くらいやったんですよ。どーしても上手くいかない。
今回も迷宮入りかよ!

っておもった。


で、頭をつかった。


ベルトを取り付けてから、一度テンショナーを自分で調整して張りを出しました。
そして、もう一回転させて、ベルトの張り側を変えた状態でテンションをかけ直し、


さらに2週目でも張りを確認。


これでようやく上手く言った。



自分ではぜったいに間違いないと思っていたんだよね。
タイミング。でも2回転すると間違って戻ってくるんだよね。

この理由がわかんなくて1時間くらい悩んだ。まじで。迷宮入りかなーって位に。

マニュアルどおりにやろうとすると、失敗しちゃうんで困りましたね。
クランクを回すということは、圧縮上死点さらに回転させると
圧縮が一気に抜けるので、

がくん

ってな具合にベルトが回るんだよね。その勢いでタイミングが狂っちゃう。
だから今回の方法をとりました。



取り付け時にはぜったいに間違っていないと思っていても
実際にはタイミングがくるってしまっているあなた!

それはクランクを回しているときに歯飛びを起こしているんですよ!

この結果にたどりつくまで本当に時間がかかったMHOでした。


でもこれで次からは完璧だよ!




MHOショップではタイミングベルトをテンショナーなどと一緒に販売
セット販売なので低価格を実現

タイミングベルトセット

この機会に是非ご検討ください。







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