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これはブログでも紹介した
ライトエースの車検です。
１０万キロオーバー車で、
タイミングベルト、ウオーターポンプ、各オイルシール
噴射ポンプＯＨ
オルタネーターもＯＨ
そしてクラッチＯＨでクランクエンドシール打ち換え
ブレーキパット、ライニング交換
タイヤ交換
と、まぁそうそうたるメニューでした。
奇跡的に１日で終わったんだよ。と、いうのも
噴射ポンプはリビルト品をＧＥＴできたことと、
オルタネーターのＯＨは外注先でお願いした
この辺がポイントでしたね。
というわけで、振り返ってみましょう。
このライトエースは、会社で使われている３年で１０万キロを超えてしまうほど
走っちゃう車でして、ディーゼルエンジンのマニュアル車
燃料漏れと、オイル漏れと、水漏れという３拍子揃ったツワモノでした。
そのほかの車検の車は他の先輩方が手伝ってくれたおかげで、
ＭＨＯは一日この車につきっきりで完成させることが出来たんですよ。
いやーめちゃくちゃ疲れたね。
で、このライトエースに搭載されているエンジンが
３Ｃという原動機。この３Ｃは結構メジャーなものなんですが、
ＭＨＯは初挑戦でした。
要点をぱっぱと説明すると、まずはバッテリーのマイナスをはずして、
リフトを一番上にあげて、エンジンオイルと冷却水を抜きながらミッションを
下ろしました。で、クラッチとクランクエンドシールを交換。
ここの画像はナッシングですみません。
で、ドレンボルトを締めて、アンダーカバーを外して、リフトを中段に。
ここでブレーキ系統の交換。ブレーキパットとブレーキシューね。
そしてリフトを一番下げて、まずはラジエターを下ろしました。
縦置きエンジンで、タイミングベルト交換なので、まぁラジエターを下ろさなくても
いけると思ったけど、作業性を考えて下ろしたんだ。
そして補記類のベルトを外します。
この辺はさすがトヨタ。補記類のベルトの外しやすさは天下一品です。
で、ファンの回り止めをしながら、プーリーごと外して、
オルタネーターも外しました。そして外注。
このライトエースの３Ｃはオルタネーターのステーとタイミングベルトカバーの中間が共締めになっているため、
どの道オルタネーターは外さないと、タイミングベルトのカバーが外れてきません。
タイミングベルトカバーの取り外しは最後に真ん中を取るような格好になりますので、
クランクプーリーのボルト１９ｍｍをセルモーターを利用して外して、
クランクプーリーをプーラーで外しました。固着していて苦戦したよ。
これでタイベルのカバーを上下外して、真ん中外せば、こんにちはタイベルちゃん。
ここまではそんなに時間がかかりません。
とにかくこのエンジンのタイミングベルトは長いんですよね。
で、タイミングを合わせる箇所が
カム、クランク、噴射ポンプ
の３つ。間違えないようにしないといけません。
今回噴射ポンプもはずさないといけないし、ウオーターポンプも交換なので、
タイミングベルトが付いている状態で、噴射ポンプのプーリーのナットを緩めておきました。
これも１９ｍｍだった。
そして圧縮上死点にあわせて、各タイミングを白でマーキング。
テンショナースプリングを外して、テンショナーの固定ボルトを緩めてタイベルを外します。
で、この３Ｃのウオーターぽんぷったらめちゃくちゃでかい
ウオーターポンプを交換するには、噴射ポンプとの結合を外さないと駄目。
噴射ポンプのプーリーを外すんですが、これがめちゃくちゃ固い。
やばいくらいに固いんですよ。テーパー状になっていて、
プーラーを使って外していくと
急に
「ぱきっ」
という音と共に外れてくるので、センターナットは少しかけておいたほうがいいよ。
いきなり抜けてくるから怪我するよ。
このウオーターポンプのガスケットはメタルな素材ですが
綺麗に剥がしましょうね。もれないようにね。
きれいに剥がせ！
噴射ポンプはガソリンエンジンのディスビみたいなもので
噴射タイミングというものが存在します。
本当はダイヤルゲージを使ってタイミングを合わせていくんだけど、
白いマーカーでポンプにしるしをつけて、それをリビルトにトレース。
ポンプを付け替えたら、ウオーターポンプのボディとのマークをきちんとあわせること。
そして各シールを交換、ウオーターポンプも取り付けました
ふふふ。ようやくここまできたよ。あと少しだベイベー。
さすがにくたびれてきたー。
これで容赦なくタイミングベルトを取り付けて、各ネジを締め付けて、
カバーをつけて組み立てて、クーラントとエンジンオイルを注いで
クーラントのエア抜きをして、はい完成。
ブレーキのあたりも出しておこうね。
ってな具合でした。オルタネーターはレクティファイヤーが壊れていたそうです。
いやーそれにしてもくたびれたね。何時間かかった？
でもまぁ初めてのエンジンで一日であげられたから良しとしましょう。
これで３Ｃもクリアーです。
チームＭＨＯでした
MHOショップではタイミングベルトをテンショナーなどと一緒に販売
セット販売なので低価格を実現
タイミングベルトセット
この機会に是非ご検討ください。
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ＭＨＯＥＮＧＩＮＥＥＲＩＮＧ