トヨタ ソアラ
この初代ソアラって結構好きです。なかなかかっちょいいよね。 機会があったら乗ってみたいものだと思ってみたら 新年早々車検ナわけですよ。
と、いっても実際作業したのは陸自が閉まるぎりぎりの27日あたりから。 97000kmで車検に入りました。
メニューは
プラグ交換 タイミングベルト交換 ロアアームのボールジョイント交換 パワステポンプ交換(リビルト)
何せ63年式の19年前の車です。 部品もすぐには出てこないので、違う意味で苦戦しました。
というわけで本日はソアラのタイミングベルト交換リポート。 原動機は2000ccの1G−GTE ヤマハのエンジンが乗ってる奴ですね。
ふつーのDOHCで、ツインカムエンジンのタイミングベルト交換初心者向けって 素材ですね。
そんなに難しくなかったよ。
1G
ソアラは当然FRで、縦置きエンジンです。 タイミングベルトを交換するには交換しやすいようにラジエターも外しました。
そして補記類のベルト3本を外します。
ファンは先に周り止めをしながらナットを外して、ラジエターごと一緒に外しました。 そうすればシュラウドを外さないでそのまま外れるからね。
補記類のベルトもさほど難しくない構造です。 で、上の写真の右上のインタークーラーのパイプを外さないと タイミングベルトカバーが外れてこない感じなので外します。
インマニとの結合部にガスケットがつかわれてるのでこれも交換ね。
そしてクランクプーリーをインパクトでがががっと外しました。 22mmのネジですね。
ラジエターを外したおかげでインパクトがはいったよ。
クランクプーリーは固着してはずれないのでプーラーで外しました。
そしてカバーをはずしてこんにちは。
じゃーん。
あわせるマークはとりあえず3つ。
カム2つとクランク1つね。
DOHCのタイミングベルトはベルトを外したとたんにカムスプロケットがかってに 動いちゃうものが多いんですよ。バルブスプリングの影響で。 だからカムロックのツールとかで動かないようにするんですが、
そんなものわが社にはないのでタイラップで縛り付けてやりました。
当然上死点を出したあとに縛り付けるのですよ。
そしてテンショナーのネジを緩めてテンショナーを緩みの方向へ移動させて ベルトを外します。
アイドラーとテンショナーとベルトを交換したら、一応マニュアルどおりに クランクを2回転させてからテンショナーのネジを締めてOK。
もう一度クランクをくるくるまわしてマークがあっているかをチェック。
カムのマークは写真の通りだけど、クランクのマークはベルトカバーと クランクプーリーをつけないとわからないんですよ。
コレね。合っています。
あとは元通りに組み付けてクーラントを入れてエア抜きして完了。 特に難しい点はありません。やってみてください。
恐ろしかったのがベルト。もう切れそうだったよ。こんなに亀裂の入った タイミングベルトははじめてみたよ。
さすがに19年も使っていたんだからね。
タイミングベルトは10年、10万キロで交換を推奨します。
自分の車なら7万キロくらいで換えるけどね(笑
MHOでした
MHOショップではタイミングベルトをテンショナーなどと一緒に販売 セット販売なので低価格を実現
タイミングベルトセット
この機会に是非ご検討ください。
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