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JZX105 マークUが車検で入庫。 10万キロを超えた車体だったので タイミングベルト交換を実施しました。
JZX105 ツインカムエンジンのVVT−I装着車
車検メニューはエンジン関係以外は殆ど良好。
エアクリーナー オイル オイルフィルター タイミングベルト テンショナー オートテンショナー ウオーターポンプ クランクシャフトオイルシール フロントブレーキパット クーラント ブレーキオイル交換
というメニュー。ファンベルトは交換したばかりだったので再利用。
というわけでJZX105のタイミングベルト交換レポート。
エンジンは1JZ
といっても写真が少ない。 指数は確か4時間まではかからないはず。
まずは車両をリフトアップして、アンダーカバーを外します。 オイルとクーラントを抜きます。 この状態でオイルフィルターを交換しておきました。
そして、ラジエターのロアーホースを外します。 ATのオイルクーラーホースのインとアウトを外します。 ATFがこぼれるので、ホースにはプラグをさしてオイル漏れ対策をして横によけておきましょう。
リフトダウンして、エアクリーナーを交換して、エアクリーナーガイドのダクトを10mm外して取り除きます。 そしてファンベルトがかかった状態で、ファンのネジ12mmを4本緩めておきます。
ファンベルトオートテンショナーを緩みの方向へ動かして、補記駆動ベルトを外します。 一本モノだから楽。
そしてファンのネジを12mmをはずしてファンをフリーに。 ラジエターアッパーホースを外して、ラジエターのステーを10mmを左右一本ずして取り除きます。 これでラジエターがファンと一緒に持ち上げられます。
ラジエターを外すと作業スペースが広くなります。
タイミングベルトカバーを外します。上のカバーはトルクスの30で4本。 そして真ん中のカバーがトルクスの30で3本。
ファンベルトオートテンショナーを12mm3本外して取り除きます。 問題はクランクプーリーのネジ。22mmですが、かなり強力にはまっています。
さすが1JZ。うちの大型用のインパクトレンチでようやく外せました。 クランクのネジが外れたらプーリーをプラハンで叩いて外します。
タイミングベルトカバーの下を外すには、パワステポンプのブラケットを外します。 14mmのネジ3本で止まっています。これを外さないと カバーのネジ10mmの一本が外せない。
下のカバーは普通の10mmのネジ5本で止まっていた。
これでタイミングベルトとご対面。
タイミングベルトを外す前に、1番を圧縮上死点前60度にあわせます。 カムスプロケット、クランクスプロケットに、60度の印が書いてあるので そこにあわせてください。
そしてテンショナーの六角のネジを外してベルトの張りを解除して タイミングベルトを取ります。
この車両はオートテンショナーを使っています。
クランクのスプロケットの押さえ10mmを外して、スプロケットを外して オイルシールを交換。
オートテンショナーも12mm2本外して交換
ウオーターポンプを交換するには タイミングベルトカバーの裏にある10mmを外さないといけない。 でも、カムスプロケットを外すのは結構大変なので、 左側のカムスプロケット17mmを外してタイミングベルトカバーを半分だけ浮かした状態で ウオーターポンプを交換します。
オルタネーターも一緒にはまっているので、オルタネーターの14mmのネジを外して 横によけておきます。
ウオーターポンプを付け替えたらタイミングベルトカバーのネジとカムスプロケットを きちっと締め付け。
タイミングテンショナーを取り付けて 新しいタイミングベルトをかけます
きちんとマークどおりにかけられたら、オートテンショナーのピンを外して ベルトに張りを与えます。
暫くオートテンショナーが伸びてくるのを待って、 クランクを60度すすめます。
ここで今度は圧縮上死点にあっているかどうかを確認。
確実ならクランクシャフトを2回転させてください。
あとは元通りに直していくだけですが、一番の難関はクランクシャフトのネジ。
22mmのネジを
33kgfで締め付けるということ。特殊工具がないので 超強力なフィルターレンチでプーリーをがっちり押さえ込んで、
大型用のトルクレンチで締め付けました。これは2人いないと無理っぽい。
あとはオイルとクーラントを入れて終わり。 やっぱり6気筒はいい音がする。
以上JZX105のタイミングベルト交換でした。
クランクのネジさえ何とかなれば簡単です。
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タイミングベルトセット
この機会に是非ご検討ください。
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